人生初めての心理カウンセリングへ

婚約破棄を経験して、心に幕が下りたような生活を続けていました。
友人との付き合いや仕事中は活動的にダイナミックに生きていると信じていましたが、冷静になってみれば幕の向こう側で自分の操り人形が停滞しないよう必死に踊っていたような感覚です。実際の自分は幕の内側で寂しさ,虚しさを抱えたままでした。

今日初めて人生初めての心理カウンセリングに行きました。
もともと、婚約破棄される前から心に残っていた(何度か彼から言われていた)言葉を思い返し、このままではまた同じことの繰り返しだと思ったからです。
心理カウンセリングの先生はやはり聞き出すことのプロでした。
ほしいタイミングでの相槌(何かを話していて、あれっ反応がない・・というタイミングがない、もちろん相槌で話をさえぎられている感覚もない)、ゆっくりと私の目をみての頷き。かなりご年配のように見えましたが、その分長くいろいろな方の話を聴いてきたんだろう、と思います。言うは易しですが、初めましての人にそれをやるのは非常に難いことです。
今までの人生等を簡単にお話して、今は何で悩んでいるのか、ということを話しました。
私の悩みは、
・あなたの考えが見えない(何かを言ったときにこう返すだろうという信頼感が得られない, 突拍子もない)
・共感性に欠ける(不安なときに励ましの言葉をかけてくれなかった, 意見のぶつけ合いの時,共感を全くしてくれないので辛い)
と、評価されやすいことです。元彼はもちろん、会社の同僚や人事採用担当の方等に言われた記憶があります。

これを話したとき、先生はこのようにおっしゃいました。
「あなたは『頑張る人』のように見えやすい。それは外見・しぐさから見て取れる」
「でも実際はかなり背伸びをしていてしんどいのではないかしら その緊張が相手にもつたわるのではないのかしら」
なるほど、と腑に落ちました。

1つ目については、実際に自分自身の悩みでもありました。
何か言いたいことがあったとしても
「これは自分のキャラではないのでは」
「相手をまた不快にさせるのでは」
「相手に呆れられるのでは」
「このタイミングでこれを言うのは正しいことなのか」
「くだらないと思うが、ある程度共感しないといけないのでは」
「こう言ったほうがかっこいいだろう」
等の雑念が押し寄せ、自分の言葉が出てこないことが度々あります。そのうちに、私自身の考えが見えてこなくなりました。
素直に生きるというのは案外難しくて、そんな自分が嫌になります。

2つ目については1つ目の延長線上にある悩みで、「こうあるべき」「こうしたほうがよくみられるだろう」という考えが染みついて、相手の話に耳を傾けられていない自覚があります。

今日はまずここまで自覚できたことを成果としたいと思います。
#自分は一日に複数やろうとすると内容が薄まって疲れてしまう・・ことに最近気づきました笑

自分自身への備忘として残しておきます。明日の私は今日より自然体でいられますように。

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